ニュースソース:Indian Express Finance
July 3, 2010
香港上海銀行は2日金曜、インドでのロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の小口取引・商業銀行部門の買収を決定、発表した。インドRBSの総資産価額は2010年3月末の時点で18億ドル。
この買収契約の成立で、有形純資産価額には最大で9500万ドルのプレミアムも見込まれる。ちなみにこの取引によって今後2年間に生じる無担保有価証券の貸し倒れ損益およそ90%についての調整は含まれない。
HSBCはインド準備銀行(RBI)の許可を得たのち、RBSの支店を吸収するが、その数は明らかにしていない。インドRBS小口取引・商業銀行部門は現在31の支店を持ち、110万人の顧客と1800人の従業員を抱えている。
必要とされる規定の合意に関していえば、HSBCは買収取引を推し進めるのに必要なブランチライセンスをRBIに申し込むことになる。
2010月3月末の時点で小口取引・商業銀行部門の総資産は12億ポンド(1800億ドル)、リスク・アセットは7億ポンド(11億ドル)。こういった資産(の額)や債務振替がこの取引に影響を及ぼすだろう。
RBSは現在小口取引を行う支店のいくつかを、引き続き営業したいと考えている。この買収取引、合意項目などの調整が難題ではあるが、2011年の上半期内での手続き完了が期待されている。
「今のところ、通常通り小口取引・商業銀行部門の業務を行っています。HSBCへ経営権移譲されるこれらの部門の評価は、RBIが承認次第、決定されるでしょう」
とRBI側。
「看板の掛け替え云々、という話はすべて、監査局の是認を得られてからですよ」
と話すのはHSBCスポースクスマン。この取引に関しては、HSBCのグローバルバンキング・アンド・マーケット部門が助言を行った。
雇用されている1800人の従業員は、買収取引がまとまり次第、HSBCに身請けされることになる、とRBSは話している。
インドでの小口取引・商業銀行部門を撤退させるにあたっても、RBSはこの亜大陸に今後も力強い足跡を残していきたいと考えている。銀行事業の中核部分となっているグローバルバンキング・アンド・マーケット部門やグローバルトランザクションサービス部門、そしてRBSのプライベートバンキング部門は存続することになっており、これらの部門は280人以上を雇用している。
インドを含むめざましい存在感の11市場を持つアジア太平洋地域において、RBSはグローバルホールセールや投資銀行、トランザクション・アンド・プライベートバンキングの部門を牽引している。
インドは四つある世界的ビジネス拠点の一つとなっており、ムンバイ、デリー、そしてチェンナイといった中心都市に8,000人が働いている。
Translator:Kae INOUE