ニュースソース:Indian Express
February 5, 2010
6.モハン・ラオ・バグワット、58歳
RSS(民族義勇団)総裁
<なぜ?>
彼は今年のランキングで上昇し、最大の飛躍を遂げた。なぜならBJPの政務の監督者としてRSSをバックにつけたからだ。
彼は単独でBJPに主導権を交代させた。彼はBJPの主導権を党の指導層から奪い返したのである。これがRSSとBJPの関係を促進させることになったかどうかは、これからわかるだろう。しかし彼が莫大な権力を確立しつつあることは全く疑う余地がない。
<パワーパンチ>
彼は、前総裁K.S.スダーシャンが自身の政務に邪魔になったと気づくや、ボパールへ追放した。ひとたびBJPに向き直ると、彼はデリー基盤のリーダーは党首として置かない、と言った。
<次になにを>
彼は、ニティン・ガドカリーを(BJPの党首に)選ぶことに自身の信頼性を賭けた。彼の成功も失敗も、ガドカリーの働きにかかっているのだ。
7.ニティン・ガドカリー、53歳
BJP(インド人民党)党首
彼は野党第一党の長になることでデビューを果たした。だがこれほどまでに高い順位を得たのはRSSからの全権を持つからだ。彼は、クシャヴァウ・タクレ、ヴァンカイア・ナイドゥー、そしてK.ジャナ・クリシュナムルティといった、ヴァジパイーやアドヴァニの庇護下で働かなければならなかったこれまでの党首らより、はるかに強大だ。「新しい面々」に重点が置かれ、彼は党内の抜本的な改革を行い、組織を設立したり無用な人物や組織を漸次廃止する機会を得た。
<パワーパンチ>
彼は、ラジャスタンでのBJPの危機に際し、7時間ぶっ通しで行われた会議の席で、小競り合いで揉めている党内の派閥に停戦協定を認めさせ、この問題を解決させた。彼は、要職に就く公務員に55歳という年齢制限を設けた。
<次になにを>
彼に必要なのは強力なチームを作ること。国内をくまなく訪問し、また彼を党内で孤立させ得るような取り巻きたちに注意する必要がある。
8.ママタ・バネルジー、55歳
鉄道大臣
昨年より20位近くも順位を上げたこの人物こそ、連立政治においてどのような立場に身を置くべきかを示す実例であり、選挙での歴史的勝利がどのような人物像を国民に与え得るかを示す実例でもある。UPA第二期においては二番目に大きい連立パートナーとして、彼女は議会にとって重要な同盟者である。また政治を動かす党に、左派は今や路傍に置き去られているが、無視できない左寄りの政策がまだまだ多いことを思い起こさせる人物でもある。彼女はベンガルでの権力の基盤強化に鉄道復興を利用しており、それを悪びれる様子はない。議会は彼女を必要としており、また彼女を注意深く見守っている。
<パワーパンチ>
彼女は土地取得に関するような重大な法改正を阻止しただけでなく、閣僚会議に出席しない、ということまでうまくやりおおせている。
<次になにを>
彼女は州首相たる人物となり得るだろうか?彼女はさらに多くの時間をデリーで費やすのか?毛沢東主義者たちに対してどのように振る舞うのか?
9.ナレンドラ・モディ、59歳
グジャラート州首相
RSSの支援を受けた新しいBJP総裁が生まれたにしても、士気を高めたい党内でのモディの重要性は増しており、彼は順位を一つ上げた。
伝えられたところによると、モハン・バグワットがニティン・ガドカリーを党(BJP)の総裁として推挙した際、L.A.アドヴァニがナレンドラ・モディはどうかと提案したという。BJPの州首相の中では真っ先に思い浮かぶ人物だ。グジャラート州の発展物語も記憶に輝かしく、その影響も少なくない。
<パワーパンチ>
今や、彼はRSSのヒエラルキーでは近い階級に位置するモハン・バグワットを相手に、大胆に議論できる人物である。RSSはモディを好まないかもしれない。が、しかしRSSは決して彼を過小評価していない。新しい体制のBJP内で、この点がきわめて決定的な要素になる。
<次になにを>
彼の成功は、「グジャラート・モデル(経済特別区)」で即座に計算して出した答えにかかっている。彼は今、グジャラート州のスヴァルナ・ジャヤンティ(州の建国50周年祝賀祭:訳注)に専念している。
10.アーメド・パテル、60歳
コングレス党党首政策次官
<なぜ?>
ソニア・ガンディが信頼を寄せるこの副官は、昨年の選挙で党の選挙戦略を立て、またそれを執行する重要な人物となり順位を上げた。彼は頼まれない限りは行政に関与しない人物であるにもかかわらず、コア・グループにおける意志決定の場面で重要な役割を果たした。彼の仕事には、際どい政治判断がもたらした混乱や面倒ごとを一掃することも含まれている。
<パワーパンチ>
首相が20人の閣僚を選出した後、彼はその他のメンバーを指名するよう任された。カーストや宗教、宗教的代表者といった要因にバランスを取り、また野心に満ちた個人的な大望やエゴをうまく取り扱った。
彼はNCP(国民会議党)のような野心のある独断的な同盟者をもうまく取り扱っている。
<次になにを>
彼は自身の気概をソニアに証明してみせた。しかし、たとえばラーフルが活躍するようになるなどしたらどうだろう。それが大きな問いである。彼の長所は党に対する熱烈な忠誠なのだ。
Translator:Kae INOUE